専門家は自殺を防ぐには「精神科への早期診断・早期診断」を勧める。

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もちろん信じてはいけない。
そして、「治療を受ければ、防げる例は多い」という以下の記事も眉唾モノである。

続く著名人の自殺、精神科医「安易な推測、連鎖を助長」:朝日新聞デジタル
多くのテレビドラマや映画などで活躍していた俳優の竹内結子さん(40)が27日、死亡した。現場の状況から、警視庁は自殺とみて調べている。 7月には俳優の三浦春馬さん(30)が亡くなり、一線で活躍する芸…
というのも、自殺対策と称したうつ病キャンペーンなる、大々的な動きが始まると、かえって自殺者が増える『富士モデル』というものがある。
野田正彰『うつに非ず』(講談社、2013年)を参考にして、解説する。
『富士モデル』とは、静岡県富士市が2007年に始めた自殺対策事業のこと。
県と市、市医師会、市薬剤師会、富士労働基準監督署が共同して、「パパ、ちゃんと寝てる?」という呼びかけを、リーフレット、ポスター、路線バスの広告、地場産業であるトイレットペーパーなどで繰り広げた。
このいわゆる睡眠キャンペーンで刷り込まれたのは、
「疲れているのに2週間以上眠れない」→「うつかも」→「かかりつけ医、精神科へ」という図式だ。
その結果、富士市では2008年から2010年まで自殺者が増え続けたという。(前掲書p29)
その原因は、「不眠を根拠にした精神科医による加療」にあったと、医師で労働衛生コンサルタントの櫻澤博文氏が指摘した。
専門家は、この『富士モデル』の事実をひた隠しにし、現在も精神科にかかることを勧めている。
「精神科にかかれば、うつ病は治る」という考え方は危険だ。
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