
精神科医が分析する坂本龍馬=ADHD説…幼少時は夜尿症で愚鈍、いじめられっ子は本当か
この連載では、過去の偉人たちを取り上げ、その健康状態や罹患していた持病について検討を行っていこうと思う。第1回は、幕末のヒーロー、31歳で早逝した坂本龍馬を取り...
「坂本龍馬はADHDだった?」説を検証するという記事だ。
この記事では、日本大学医学部微生物学教授の早川智氏の著書『戦国武将を診る』(朝日新聞出版、2016年)で、坂本龍馬は、
「遠慮がなく、人の話を聞かずよく居眠りしていたという同時代人の記録があることから、ADHDだった可能性はかなり高い」
早川智『戦国武将を診る』(朝日新聞出版、2016年)
と指摘している箇所を紹介している。
言うまでもなく、今生きている人でさえ、まともな診断ができないのだから、ましてや過去の人物を診断できるわけがない。
どのようにして「坂本龍馬は生まれつき脳障害があった」と証明できるのだろうか。
この記事を書いた著名な精神科医・岩波明氏は「坂本龍馬=ADHD説」に与しないようだが、当然である。長々と文章を連ねて、説明するまでもない。
ちなみに岩波明氏。発達障害の専門家として、著書も数冊あり、よくメディアにも登場しているが、2017年度に製薬会社から約475万円謝礼を受け取っていることがわかっている。
301 Moved Permanently
多くのメディア人、読者が知らない事実である。
コメント