単に片付けられないから、発達障害とはデタラメにも程がある。
片付けられなくなる脳の障害とは、何なのか。
誰も説明できない。
テレビで発達障害を扱うときは、もう発達障害なるものがあることが前提になっているため、ほぼウソだらけの内容になる。
番組中盤では、出演者が発達障害チェックリストを行なった。
さすがにこれを見て、出演者のなかにはデタラメだと気づいた人もいるだろう。
そのチェックリストの中身は、「かっとなりやすい」「空気が読めない」「マイペース」など多くの人が当てはまるものばかり。
終いには「友達が少ない」まである。
なぜ友達が少ないと発達障害の傾向があるとなるのか。
お笑いである。
番組終盤には「発達障害に向いている職業」まで紹介。
ADHDは、
・カメラマン
・記者
・料理人
・デザイナー
・研究者
・塾講師
ASDは、
・経理、財務
・コールセンター
・プログラマー
・電化製品販売員
・工業系デザイナー
・設計士
と、突っ込みどころ満載でめちゃくちゃ。
ASD(アスペルガー症候群)のチェックリストに「雑談が苦手」「表情やジェスチャーが乏しい」とあったが、そんな人がなぜ接客業の電化製品販売員に向いているのか。
ぜひAbemaTVでは、そもそも発達障害そのものを考える番組をつくってほしいものだが、多分無理だろう。
メディアは、自分の間違いを認められない人たちの集まりだからだ。
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