
「産後うつ」はコロナ禍で4人に1人が発症、自覚なしで進む怖さ
コロナ禍の中で、「産後うつ」が増えている。1歳未満の赤ちゃんがいる母親のほぼ4人に1人が「産後うつ」を発症している可能性があり、そのうち3分の2は「自身が危険な状態」にあることを認識できていないという調査報告もある。そこで、「産後うつ」を理解するため、聖マリアンナ医科大学神経精神科特任教授の小野和哉医師に話を聞いた。
ブームになりつつある「産後うつ」の典型的な記事。
記事によると、
1歳未満の赤ちゃんがいる母親のほぼ4人に1人が「産後うつ」を発症している可能性があり、そのうち3分の2は自身が危険な状態にあることを認識できていないため、周囲に助けを求めたり適切な治療を受けたりしないまま症状を深刻化させている恐れがある――。
という。
記事中で、
「医師や栄養士の中には、鉄分やタンパク質の不足が大きく影響しているという意見もありますが、メンタルヘルスと栄養はどのような関係があると思いますか。」という筆者・木原洋美氏(医療ジャーナリスト)の質問に対し、
聖マリアンナ医科大学神経精神科特任教授の小野和哉医師は、
栄養不足は広く健康を損なうかもしれませんが、特定の栄養不足が精神疾患をもたらすというデータはありません。
ただ、妊娠出産時には鉄分の消費が増えるので、補充がないと鉄分の不足が生じ、引いては脳内伝達物質の低下をもたらすので情緒不安定の要因になると考えられています。
と言っているが、鉄分の欠乏以外にも
米軍の研究で、
「ビタミンD不足でうつ病リスクが上がる」という研究がある。

ビタミンD不足がうつ病リスクに 米軍での調査結果 | スポーツ栄養Web【一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)公式情報サイト】
ビタミンDの欠乏がうつ病のリスクと相関することが米軍での調査から明らかになった。既報では現役軍人の12%、退役軍人の13%が大うつ病エピソードを経験するとされている。しかし、うつの不安を感じていてもキャリアパスに影響することを懸念し、自分
精神科医の多くは、こういった栄養面の話をせず、すぐにうつ病と判断する。
そして、この記事も結論は、「精神科での早期治療」としている。
このような記事が量産されることで、本来精神科にかかる必要もない人にまで向精神薬が処方され、より症状が悪化するリスクが高まる。
何でも精神科にかかるという考えは、異常だということに気づくべきだ。
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