また、変な言葉が出てきた。
「HSP」とは、「Highly Sensitive Person」の略で、「人よりちょっとだけ敏感な人」という意味だそうだ。
最近、「HSP」関連の本をよく書店でも見かける。
原因は脳のメカニズムで、痛みや刺激に弱い人がいるだからだそう。
「5人に1人はHSP」に該当するという。
もちろん、「発達障害」と同様、インチキである。
そんな大多数に当てはまる性質なんて、HSP以外にいくらでもある
周りより敏感な人がいることは否定しないが、脳のメカニズムにその原因を求める時点で、現状ではオカルトである。
AbemaTVの番組では、「HSP」の例として、「音や人の反応に敏感な人」とあったが、
私も隣人の生活音だけでも気が散るので、耳栓をしながら日々過ごしている。
だが、「HSP」などという定義する意味のない性質を持っているとは、自分では考えない。
「自分はHSPです」と自称することで、安心感を得たい人を見ると、嫌悪感しか湧かない。
あと、番組を観て思ったのは、自称HSPの人が「メール返信に30分悩む」と笑いながら言っていて、本当に心の底から悩んでいるようには見えなかった。
最近では、タレントの田村淳、元アイドルの最上もが、など無知な芸能人も「HSP」を自称している。
「HSP」を自称することに、何の意味があるのだろうか。
「HSP」と言わなくても、「私は神経質です」と言えば済む話である。
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