
退職を余儀なくされる当事者、対応に悩む現場…日本社会は「発達障害グレーゾーン」の理解促進を | 国内 | ABEMA TIMES
自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(LD)など、「発達障害」の傾向があるものの、「発達障害」とは診断されない、いわゆる「グレーゾーン」とカテゴライズされてしまう人たちがいる。 ・【映像】発達障害の"グレーゾーン"当事者の苦悩 自身も発達障害の特性があるというハタイク…
発達障害グレーゾーンとは、
自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(LD)など、「発達障害」の傾向があるものの、「発達障害」とは診断されない、いわゆる「グレーゾーン」とカテゴライズされてしまう人たち
のことを指す。
ここでは大人の発達障害について述べる。
大人の発達障害のチェックリストの一例を見てみると、
・物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことが時々ある。
・計画性を要する作業を行う際に、作業を順序だてるのが困難だったことが時々ある。
・約束や、しなければならない用事を忘れたことが時々ある。
・じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることが、頻繁にある。
・長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることが頻繁にある。
・まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることが頻繁にある。
https://fuanclinic.com/selfcheck_dd/
参考:ADHD-ASRS Screener v1.1 and ADHD-ASRS Symptom Checklist v1.1 are copyrighted by the World Health Organization.The scale was translated by Toshinobu Takeda, MD, PhD, Ryukoku University. 成人期のADHD 自己記入式症状チェックリストは、世界保健機関(WHO)と成人期ADHD 作業グループ(Adler 氏、Kessler 氏、Spencer 氏ら)の協力により作成
すべて誰にでも当てはまる項目であり、このようなチェックリストで判断されてしまえば、グレーゾーンに該当するのは当たり前である。
たとえば、「この仕事はできて、この仕事はできない」のは、単なる向き、不向きでしかない。
「発達障害だからダメ」なのではなく、自分が向いている仕事をすればいいだけである。
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