子どもの姓は?選択的夫婦別姓・賛成派が避けていること

社会
選択的夫婦別姓 いまだに強く反対する人がいるのはなぜか
 時代とともに変化するのは夫婦のあり方とて同じだ。コラムニストのオバタカズユキ氏が考察した。 * * * 先日、ひとつの調査報告が発表された。早稲田大の棚村政行教授の研究室と市民…

NEWSポストセブンの記事。

タイトルは「選択的夫婦別姓 いまだに強く反対する人がいるのはなぜか」。

私のような『選択的夫婦別姓どうでもいい派』(広義の反対派?)からすれば「なぜそこまでこだわるのか」、逆に聞きたい。

制度を変えるとなった場合、改革派がその理由を語る責任があるのは、当然のことだからである。

この記事では、保守派とされる元航空幕僚長の田母神俊雄、国会議員の山谷えり子の発言について、反論している。

この記事では、選択的夫婦別姓・賛成の理由として、「旧姓では銀行口座がつくれない」という瑣末な問題しかあげられていない。

そして、この手(選択的夫婦別姓・賛成派)の記事で、触れられない問題がある。

それは、父親と母親が別姓だった場合、子どもの姓はどちらにするかという問題だ。

夫婦同姓が義務の日本社会で、子どもが違和感を持つのは当然であり、なんらかの問題が起こることは否定できないはずだ。

しかし、選択的夫婦別姓・賛成派からは、「銀行口座などの諸々の名義変更が面倒臭いから、夫婦別姓を認めるべき」「選択的なんだから、誰にも迷惑をかけない」といった浅はかな意見しか聞いたことがない。

個人的には、子どもがいなければ、夫婦別姓でまったく問題はないと思うが、それなら婚姻を結ぶ必要性がそもそも薄い。

夫婦別姓がいいなら、事実婚で済む話だと思うのだが。

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