
「夫婦別姓」反対派の主張がよくわからない訳
自民党内の保守派は「選択式夫婦別姓制度」について頑強に反対しています。しかし時代が少しずつ進むなかで、有権者の世代交代が起きてくると、選挙に落ちては大変ですから多くの議員は徐々に態度を軟化させてきま…
まず前提として、選択的夫婦別姓賛成派は、「なぜ反対するのかよくわからない」と言う。
そして、「選択的なんだから、嫌な人は同姓のままでいい」と言うが、浅はかすぎる。
そんなに別姓がいいなら、事実婚で済ませればいいと思うのだが。
日本人の大多数は、夫婦同姓が当たり前だと思っているので、他人が夫婦別姓でもどうでもいいと思っている。
そのため、賛成派が多いだけだ。
この記事を書いている冷泉彰彦氏なる人は、「夫婦別姓反対論は根拠が見えない」というが、
そもそも制度を変えようとする側が、根拠を示す必要があるし、賛成側は問題点(子どもの姓を父親、母親のどちらにするのか)に一切答えない。
反対派がよく言う「家族の絆が壊れる」だと抽象的すぎるのは、確かだ。
ただ、「なぜ反対するのかよくわからない」というのは傲慢である。
反対派からすれば、「なぜそんなに別姓がいいのかよくわからない」のだ。
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