世界と逆行…日本の精神科病院の身体拘束は異様な多さ

精神医療
精神科病院の身体拘束、諸外国の数百倍 「異様に多い」:朝日新聞デジタル
 専用のベルトを使って、患者の体や手足をベッドに固定する身体拘束。精神科病院で行われているそうした拘束の人口あたりの実施率が、日本はオーストラリアの約580倍、米国の約270倍にあたることが杏林大学の…

専用のベルトを使って、患者の体や手足をベッドに固定する身体拘束。

杏林大学の長谷川利夫教授(精神医療)らの国際共同研究によると、精神科病院で行われている身体拘束の人口あたりの実施率が、日本はオーストラリアの約580倍、米国の約270倍にあたるという。

身体拘束により、エコノミークラス症候群を発症するなどして死亡する事例も起きていて、裁判も起きている。

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前出の長谷川教授は、

人口あたりの精神科医師の数は、国際的にみてもそれほど少なくないのに身体拘束が多いのは、精神科のベッド数が他国に比べて多く、入院が多いからだと考えられる

と指摘している。

何でもかんでも、薬を処方し、精神状態を悪化させた上で、入院をさせる。

この悪循環が、人権を無視した身体拘束につながっている。

国が早急に防止策を考える必要があるだろう。

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