都合よく使われる「トム・クルーズは発達障害」はウソ

精神医療
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「発達障害に正しい理解を」といった記事や報道で、よく引き合いに出されるのが、俳優のトム・クルーズだ。

トム・クルーズは、ディスレクシア(識字障害)といって、台本を読むことができなかった。

ただ、

しかし、彼が先天的な脳機能障害であり、その特性は治るものではないというのは事実ではありません。なぜならば、彼は単に学び方を知らなかっただけだからです。学び方を知ることで、今や彼は自分で本を読めるようになったどころか、自分で学んでヘリコプターの免許まで取得できるようになっています(映画『ミッション:インポッシブル』シリーズでは、自らヘリコプターを操縦するシーンが撮影されています)。

トム・クルーズは先天的な脳機能障害があったわけではなく、単に学び方を知らなかった。

つまり、未熟だったのだ。

ディスレクシアと診断されている多くの子どもたちも、この可能性が少なからずあるだろう。

精神科医による無根拠な診断は、常に疑うべきだ。

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