最も死亡数が多い病気「医原病」とは何か

医療

ブリタニカ国際大百科事典によると、医原病とは「医師の検査、態度、説明などに起因する患者の自己暗示によって起った病気」のことを指す。

そして、現代では「こうした医原性神経症にとどまらず、患者に施した医療が不適当であったり、薬剤などの副作用のために起る疾患も含めて考えられている」という。

日本は、医原病に類するまともな調査が行われていないが、最先端とされる米国の現代医学において、最も死亡数が多い病気は「医原病」とされている。

米国『医師会ジャーナル』誌で発表された論文によると、FDA(米国食品医薬品局)の承認を受けた薬を、医師が現代医学的に正しいと判断して処方したにもかかわらず、その薬が原因で死亡する患者が毎年10万6000にものぼるという。

さらに85%の病気。症状は原因不明とされており、現代医学のレベルはこんなものなのだ。

参考文献
『医学不要論』(内海聡、廣済堂新書、2018年)

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