
泰葉「治ったと勘違いしていた」“双極性障害”診断を明かす「暴言を吐いて家族を失いました」:中日スポーツ・東京中日スポーツ
シンガー・ソングライターの泰葉(59)が4日、公式ブログを更新。「双極性障害と診断されました」のタイトルで、心療内科を受診したことを報...
おそらくこの記事によって、「双極性障害」というワードがグーグルトレンドに載っていた。
双極性障害(躁うつ病)とは、一般には気分が上がったり、落ちたりする状態だと思われているが、
実際はまったく異なる。
本当の双極性障害とは、内海聡氏によると、
薬を飲んでいないまっさらな状態で、躁のときには暴れたり、誇大妄想があったり、裸で踊ったり、まず周りが対処しきれるレベルではないエピソードがあり、かと思えば気分が落ちてくると動けず、食えず、外に出ず、そんな状態だからもちろんイライラもしないし、自殺さえ考えられないということを自然に複数回繰り返す
内海聡『精神科は今日も、やりたい放題』(PHP文庫、2018年、p137-138)
ことを指すという。
しかし、うつ病と双極性障害の何が異なるかといえば、誰も答えられない(精神疾患そのものがすべてそうだが)。
実際、2012年の『NHKスペシャル』においても、
「うつ病患者の4割程度は、うつ病ではなく双極性障害だった」
「抗うつ薬を飲んで治らないうつ病は双極性障害」
と放送されるなど、いい加減なのだ。
泰葉が本当に双極性障害かどうかは、知る由もないが、
本当の双極性障害であれば、相当深刻な精神疾患なのだ。
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