極論でもなんでもない。
精神疾患の原因は何もわかっていない。
原因がわからないのだから、本来病名がつくのもおかしな話なのだ。
日本精神神経学会の岩田仲生理事(当時)は『精神神経学雑誌 第116巻 第2号』(2014年)で以下のように述べている。
まず精神疾患研究に対する偏見を乗り越えなければならない.つまり「精神医学研究にみるべきものはない,そもそもレベルが低い,報告される内容も真理とかけ離れており再現性も乏しい,研究費を投入するだけ無駄ではないか」といった先入観である.確かにこれまで精神疾患に関して画期的な成果を得たとして公表されたものの多くは数年あるいは数ヵ月たつと振り返ることすらなく過ぎ去ってしまうことがほとんどである.もちろん画期的治療法が実用化された例がないのも事実である.
『精神神経学雑誌 第116巻 第2号』(2014年)p105
https://web.archive.org/web/20140714174102/https://www.jspn.or.jp/journal/journal/pdf/2014/02/journal116_02_p0105.pdf
原因がわからないのだから、もちろん治療法もわからない。
日本精神神経学会の理事も認めているのだ。
しかし、それなら精神科医と素人の違いは何なのか。
結局は、精神科医の主観ですべてが決まる世界なのだ。
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